運転代行許可申請の3つのステップをわかりやすく解説
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運転代行業とは?
運転代行業とは、依頼者の車を代わりに運転し、安全に目的地まで届けるサービスを指します。特に酔客や高齢者の利用が多く、夜間に需要が集中することが特徴です。
沖縄や那覇エリアでは、観光客からの需要も高まっています。
この業務を始めるためには、管轄の警察署で運転代行申請を行い、許可を取得することが求められます。
運転代行許可申請の3つのステップ
運転代行業を始めるには、以下の3つのステップを順にクリアする必要があります。
それぞれの手順を詳しく確認し、効率よく進めましょう。
ステップ1 – 欠格事由に該当しないか確認
まず最初に、法律で定められた「欠格事由」に該当しないことを確認することが重要です。
なぜなら、欠格事由に該当している場合、申請そのものが無効となるだけでなく、費用も返金されないからです。
欠格事由の主な内容
- 破産手続き中で復権を得ていない場合。
- 禁固以上の刑の執行から2年以内の場合。
- 過去2年間に運転代行業の営業停止命令に違反した履歴がある場合。
- 暴力行為やテロ行為のリスクがあると認められる場合。
- 申請者が未成年である場合。
- 心身の状態が業務に支障をきたすと判断された場合。
したがって、申請を進める前に十分な確認を行うことが必要です。
また、不安がある場合は行政書士に相談することで、リスクを回避できます。
ステップ2 – 申請書の作成
欠格事由の確認が終わったら、次に進むのは申請書(認定申請書)の作成です。
この段階では、正確な記載が特に重要です。不備があると申請手続きが遅れるだけでなく、再提出が必要になることもあります。
申請書に記載すべき内容
- 申請者の氏名および住所
- 営業所の所在地(詳細な住所を記載)
- 安全運転管理者および副管理者の氏名
- 損害賠償保険の内容(対人・対物補償の限度額、免責額)
- 法人の場合、法人代表者の氏名と押印
さらに、書類は提出前に必ず見直しを行いましょう。特に保険に関する内容や管理者の情報は、申請の根幹となるため注意が必要です。
また、分からない点は専門家に確認すると安心です。
ステップ3 – 必要書類の収集
次に進むのは、必要書類の準備です。運転代行業の許可を申請する際、これらの書類を揃えることが必須です。
一つでも不足があると申請が受理されないため、丁寧な準備が求められます。
運転代行業申請に必要な書類一覧
- 住民票の写し(マイナンバー非記載)
- 医師の診断書(健康状態を証明するもの)
- 誓約書(欠格事由に該当しないことの宣誓)
- 損害賠償措置に関する証明書(保険証券の写しで代用可能)
- 安全運転管理者に関する書類(資格証明など)
- 運転記録証明書(過去3年間の運転履歴を証明)
- 経歴証明書(運転管理経験が2年以上ある場合に必要)
加えて、任意保険への加入が必須条件です。対人補償8,000万円以上、対物補償200万円以上が基準となります。
さらに、保険条件を満たしていないと申請自体が無効になるため、事前に確認を行いましょう。
申請から許可取得までの期間
許可が下りるまでの期間は、申請からおおよそ50日~60日かかります。
不備が発見されるとさらに期間が延びるため、全ての書類が揃っているかどうかを慎重に確認してください。
ワンポイントアドバイス
- 提出書類はコピーを取って保管しておくと、後々の確認作業がスムーズです。
- 提出後の進行状況は、管轄の警察署に問い合わせることで確認できます。
行政書士に依頼するメリット
運転代行許可申請は自分で行うことも可能ですが、専門の行政書士に依頼することで次のようなメリットがあります:
- 手続きの効率化
複雑な手続きに時間を割くことなく、スムーズに進められます。 - 書類の不備を防止
行政書士が書類の確認を行うため、ミスを防ぐことができます。 - 早期の許可取得
経験豊富な行政書士によるサポートで、申請が迅速に進行します。
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お問い合わせ・サポート内容
運転代行許可申請に不安を感じる方や、効率的に手続きを進めたい方は、ぜひあらかき行政書士事務所にご相談ください。
お客様の負担を軽減し、安心して許可取得を進められるようサポートいたします。
- 代行手数料: 44,000円(税込み、申請料別途)
- サポート内容:
- 申請書類の作成
- 必要書類の収集サポート
- 窓口での申請手続き代行
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