「主任技術者って、ずっと現場にいないとダメなんですか?」「監理技術者って資格がないとできないって聞いたけど…」
そんな疑問、ふとした時に頭をよぎることってありませんか?
でも現場はバタバタ。書類や許可の話なんて、どうしても後回しになっちゃいますよね。
だからこそ、このページでは、日々現場を支えている親方さんや、仲間と現場を動かしている工事屋さんに向けて、わかりやすくまとめています。
「今の体制、ほんとに大丈夫かな…?」
そう感じているなら、きっとヒントが見つかると思いますよ。
主任技術者と監理技術者、何が違うの?
主任技術者と監理技術者、名前は似てますが中身はけっこう違います。
どっちも現場にとっては欠かせない存在です。ただ、「どっちが必要なの?」「どんな違いがあるの?」って迷うこともあると思います。
だから今回は、なるべく現場の感覚に近い言葉で、その違いをざっくり説明してみますね。
主任技術者(元請でも下請でもOK)
- 小〜中規模の工事で必要になります
- 資格や経験があればなれます
- 常駐じゃなくてもOKなこともあるので安心してください
監理技術者(元請のみ)
- 工事金額が4,500万円(建築一式なら7,000万円)を超えると必要になります
- 国家資格+実務経験が必要で、ちょっとハードル高めです
- 基本は現場にずっといて指揮をとる人、というイメージです
元請と下請、それぞれの役割って?
「なんとなく分かってるつもりだけど…」
そんな方のために、ざっくり分かりやすく書いてみました。
実際には、役割をしっかり把握しておくことで、現場の混乱を防ぐことにもつながります。
元請の技術者は…
- 全体の流れを見ながら段取りを組みます
- 進捗や品質をチェックしながら現場を回します
- 下請けさんにも指導したり、アドバイスしたりする立場です
下請の技術者は…
- 自分の範囲の工事の計画を立てます
- 元請とのやりとりでスケジュールを調整します
- 自社の職人さんへの声かけや管理が主な役割です
つまり、「元請=司令塔、下請=小隊長」みたいなイメージでOKです。
だからこそ、お互いの役割を理解しておくと、現場がスムーズに回ります。
専門工事のときはどうなるの?
電気や設備、塗装なんかの専門工事をするときにも、実は技術者の配置が必要なことがあります。
とはいえ、「元請がやってくれてるし…」で済んでる現場も多いのが実情です。
でも実は、NGなケースもあるんです。
- 元請の技術者が資格を持っていればOKな場合もあります
- ただし、自社でも配置が必要なときはあるので注意!
- 不安なときは「これって自分で対応必要ですか?」って聞くのが一番早いです
だからこそ、事前の確認がとても大事なんです。
面倒でも、最初に確認しておくことでトラブルを防げます。
技術者の配置ルールって?(カンタンに)
ルールの話になると難しくなりがちですが、ここもざっくりでOKです。
とはいえ、押さえておくべきポイントはしっかり確認しておきましょう。
- 主任技術者:工事の規模や種類によって必要。許可業者が前提です
- 監理技術者:工事金額が大きくなったときに必要(4,500万円〜)
- 配置を間違うと、許可の取消しや業務停止などの処分もあり得ます
なので、「契約金額ってどこで区切られるのか」「途中で変わったらどうするのか」も、ちゃんとチェックしておくのがおすすめです。
また、工事の内容や工程によって必要な技術者が変わることもあるので、柔軟な対応も求められます。
さらに、現場の状況が変われば必要な技術者も変わることがあります。だから定期的な見直しも忘れずに。
【2025年から変わること】
2025年には、技術者配置に関するルールが一部変更されます。
ちょっとだけですが、現場にも影響が出てくる内容です。
- 金額の基準が引き上げになります(少しゆるくなる印象)
- 主任技術者の“常駐”ルールも一部緩和されます
- 若い人が経験を積めるよう「監理技術者補佐」という制度もスタートします
一見やりやすくなるように見えますが、「知らなかった」では済まされないのがこの業界。
だからこそ、変更内容は事前に押さえておくのが安心です。
また、一緒に現場を動かしている仲間とも共有しておくと、トラブルの防止にもつながります。
まとめ|「まぁ大丈夫だろう」が一番危ないかも?
建設業の許可や技術者配置って、どうしても“あとまわし”にしがちです。
でも、「ちょっと不安…」と思った今が、見直しのタイミングかもしれません。
うちの事務所では、そういった“モヤモヤ”に寄り添いながら、必要なことをやさしく案内しています。
「これって必要ですか?」「今の体制でも大丈夫?」
そんなご相談、大歓迎です!
だからこそ、ひとりで悩まずに聞いてください。
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参照リンク:建設業許可取得の基本
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