沖縄での会社設立手続き完全ガイド|はじめてでも安心サポート
「会社を作りたいけど、何から始めればいいの?」
そんな不安をお持ちの方へ、この記事では沖縄で会社を設立するために必要なステップを、わかりやすくご紹介します。
行政書士としての経験をもとに、スムーズな会社設立をサポートいたします。
1. 最初のご相談と打ち合わせ
「どんな名前の会社にしたらいいんだろう…」 「資本金っていくらにしたらいいの?」
初めての会社設立では、分からないことがたくさんあるものです。 そんなお気持ちに寄り添いながら、まずはじっくりお話を伺います。
以下のポイントを一緒に決めていきましょう:
- 会社名:他の会社と重複しないか確認しながら、親しみやすい名前をご提案
- 資本金:事業内容や将来の展望に応じた金額をご相談
- 事業目的:許可が必要な業種かどうかも事前に確認
- 事業年度:1年ごとの会計期間を決め、税務にも備えます
たとえば、中古品を扱うなら「古物商許可(警察署)」が、レンタカー業を行うなら「レンタカー許可(陸運局)」が必要になります。こうした許可の確認も、打ち合わせの中で丁寧に行います。
このステップには1週間~10日程度かかることがありますが、焦らずじっくり進めることが大切です。
2. 印鑑証明書の取得
会社を設立するためには、代表者の印鑑証明書が必要になります。 これは法務局や公証役場での手続きに使われ、本人確認の意味合いもあります。
3. 商号・目的の調査と印鑑の発注
次に、会社名(商号)と事業目的を法務局でチェックします。 重複や文言の適否を確認し、そのうえで会社用の実印(法人印)を作成します。
この調査には1~2週間程度かかることがあります。
4. 定款の作成と押印
会社の基本ルールを定めた「定款」を作成します。
盛り込む内容には、以下のような項目があります:
- 会社名
- 所在地
- 事業目的
- 資本金の額
- 決算期
- 役員構成
内容が決まったら、押印していただきます。 ※合同会社の場合は公証役場での認証は不要です。
5. 資本金の払い込みと通帳コピーの準備
定款が整ったら、資本金を発起人名義の個人口座に振り込みます。 通帳のコピーを取得し、登記の準備が整ったことを証明します。
6. 登記申請(司法書士が対応)
登記は司法書士が行います。 申請日が正式な会社設立日になります。
法務局での手続きが完了すると、会社の存在が国に認められたことになります。
7. 登記完了後の書類取得
登記完了後には、以下の書類を取得していただきます:
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 印鑑カード
- 印鑑証明書
これらの書類は、銀行口座の開設や契約など、さまざまな場面で必要になります。
8. 税務・社会保険関係の届出
設立後すぐに、以下の届出を行います:
- 税務署:法人設立届、青色申告申請書など
- 都道府県税事務所/市町村:法人設立届出書
- 年金事務所:健康保険・厚生年金の適用届
- 労働基準監督署・ハローワーク:労災保険・雇用保険の手続き
これらの届出も、必要に応じてサポートいたします。
設立までの目安期間
- 株式会社:約1か月
- 合同会社:3~4週間
※書類の準備状況によって、多少前後します。
よくあるご質問
Q:全部自分でできますか? → 可能ですが、専門知識が必要です。申請ミスや書類不足があると手戻りになります。
Q:登記は誰がするの? → 司法書士が行います。当事務所では提携司法書士のご紹介が可能です。
Q:社会保険はいつから? → 法人設立後は、役員1人だけでも原則加入義務があります。
まとめ|会社設立に不安がある方へ
「何から始めたらいいか分からない」 「役所の手続きが難しそう」
そんなお気持ちに寄り添いながら、会社設立の第一歩をお手伝いします。
あらかき行政書士事務所では、設立前のご相談から設立後の届出まで丁寧にサポート。 一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
※手続き内容は変更されることがあります。詳細は当事務所にて個別にご案内いたします。
参考リンク:沖縄県庁 – 起業支援情報
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