内容証明ってなに?送り方と注意点をやさしく解説
「お金を返してほしいのに無視されている…」
「契約をやめたいけど、あとで“言った・言わない”のトラブルが心配…」
そんなときに、強い味方になってくれるのが『内容証明郵便』です。
でも、「名前は聞いたことあるけど、いつ使うの?」「どうやって書けばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
この記事では、はじめての方にもわかるように、内容証明の基本と注意点をやさしくご紹介します。
内容証明ってなに?
内容証明とは、「誰が・いつ・どんな内容の手紙を送ったか」を日本郵便が証明してくれる郵便のことです。
ふつうの手紙と違って、“証拠”になるという点が大きな特徴です。
たとえばこんなときに使います:
- 貸したお金を返してほしいとき
- 契約を正式に解除したいとき
- 支払いの催促をしたいとき
ふつうの手紙だと、「届いていない」「そんな話は聞いていない」と言い逃れされることもありますが、内容証明なら「確かに送った」という証拠になります。
内容証明のメリットとデメリット
✅ メリット
- 相手に“本気度”を伝えられる
- 法的手続きを意識させて、行動を促せる
- トラブル防止の証拠になる
⚠デメリット
- 書いた内容がそのまま“証拠”になる
- 感情的に書くと逆効果になる可能性がある
- 相手との関係が悪化することも
注意して使いたい3つのポイント
内容証明は強い手段だからこそ、冷静に使うことが大切です。
① 感情ではなく“事実”を書く
怒りや不満をぶつけるような表現は避けましょう。落ち着いた言葉で、事実と自分の要望を簡潔に伝えることがポイントです。
② いきなり送らない
まずは電話やメールなどで話し合いを試みて、それでも解決しないときに内容証明を使うのがベストです。
③ 不安があれば専門家に相談
文章の書き方や法律的な表現に不安がある方は、行政書士や弁護士に相談すると安心です。
内容証明の書き方のルール
内容証明には、以下のような書式ルールがあります。
- 1行20字以内、1枚26行以内(縦書き・横書きは選べます)
- 脅迫や暴言、過激な表現はNG
- 事実に基づき、冷静に簡潔に書くことが大事
最近では、日本郵便の「内容証明Webサービス」や、Wordのテンプレートを活用して作成する方も増えています。
まとめ|内容証明は“冷静な強さ”を伝える手紙
内容証明は、「言った・言わない」のトラブルを防ぐための強力な手段です。
でも、使い方を誤ると逆効果になることもあります。
最後にポイントをまとめます。
- 内容証明は“証拠になる郵便”
- 相手にプレッシャーを与える効果がある
- 冷静に・丁寧に・事実ベースで書く
- まずは話し合い、それでもダメなら使う
- 不安があるなら専門家に相談を
「送った方がいいのか迷っている…」そんなときは、
那覇市のあらかき行政書士事務所まで、お気軽にご相談ください。
あなたの状況に合わせたアドバイスで、“安心できる第一歩”をサポートします。
参考リンク:日本郵便 – 内容証明について
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