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自動車名義変更のやり方|必要書類と流れ
「家族から車を譲ってもらった」「知人から中古車を購入した」そんなときに必要なのが、自動車の名義変更手続きです。 この記事では、必要書類や流れ、よくある注意点までをやさしく解説します。
名義変更に必要な書類一覧
名義変更をスムーズに行うには、以下の書類を事前に準備しましょう。
- 車庫証明書
- 管轄の警察署で申請(費用:約2,750〜3,000円)
- 申請と受取で2回警察署へ行く必要があります
- 譲渡証明書
- 旧所有者の実印が必要
- 印鑑証明書(新旧所有者)
- 発行から3か月以内のものをそれぞれ準備
- 車検証(原本)
- ナンバープレート
- 管轄が変わる場合は返却(例:東京→沖縄)
- 紛失時:「車両番号標未処分理由書」を添付
- 申請書(第1号様式)
- 陸運局で入手・記入
- 委任状
- 代理人が手続きを行う場合に必要
- 手数料納付書
- 500円分の印紙を貼付
- 自動車税・取得税に関する書類
名義変更の手続きの流れ
- 必要書類の準備
- 上記の書類をすべて揃えておきます。
- 車庫証明の取得
- 警察署で申請後、数日で発行されます。
- 陸運事務所で申請
- 書類一式を持参して窓口へ。
- ナンバープレートの変更(必要な場合)
- 管轄変更があれば、新しいナンバーを取得し車に取り付けます。
- 自動車税・環境性能割の申告
- 陸運局や隣接の税事務所で申告を行います。
注意点まとめ
- 書類の不備に注意:書類が1つでも不足すると手続きできません。
- 平日しか手続きができない:陸運事務所は平日のみの受付。仕事を休む必要があることも。
- 印鑑証明書・住民票は3か月以内のものを:期限切れに注意しましょう。
- ナンバー変更時の返却を忘れずに:ナンバープレートは新旧入れ替えが必要です。
費用の目安(那覇市周辺)
項目 | 金額(目安) |
---|---|
車庫証明取得費用 | 約2,750〜3,000円 |
印紙代 | 500円 |
ナンバープレート代(変更時) | 約2,000円 |
書類取得費(印鑑証明書・住民票など) | 300〜400円程度 |
専門家に依頼するメリット
「平日休めない」「書類の記入が不安」そんな方には行政書士への依頼がおすすめです。
- 書類の確認・作成サポート
- 手続きの代行(委任状があれば)
- 不備のリスクを減らし、時間の節約にも
まとめ
自動車名義変更は、準備さえしっかりできていればそれほど難しい手続きではありません。 ただし、平日しか申請できない、書類に不備があれば再訪が必要など、手間がかかる点もあります。 不安な場合や時間がない場合は、専門家に相談するのもひとつの選択肢です。
参考リンク