自動車移転登録のやり方｜ナンバープレート変更時の手続き
「車を譲り受けたけど、ナンバーも変えないといけない？」 そんなときに必要なのが『移転登録（ナンバー変更あり）』です。
この記事では、必要な書類や手続きの流れ、注意点をわかりやすく解説します。
移転登録（ナンバー変更あり）とは？
自動車の所有者が変更になり、かつナンバープレートも変更が必要な場合に行う手続きです。
たとえば以下のようなケースで必要です：
所有者が家族や他人に変わる
引越しにより車の管轄が変わる
他県から沖縄へ転入する など
必要な書類一覧
▷ 共通の書類
申請書（第1号様式）
所有者・使用者欄には新所有者の情報を記入。
住所コードも記入しましょう（国交省HPで確認可）
手数料納付書（500円）
標板協会で印紙を購入し、貼付。
自動車検査証（車検証）
電子車検証の場合は「自動車検査証記録事項」で確認。
▷ 譲る方（旧所有者）が用意する書類
譲渡証明書
実印を押印。誤字や修正は不可なので慎重に記入を。
印鑑証明書（発行後3か月以内）
実印
委任状（代理人が申請する場合）
印鑑証明書と同じ印影の実印を押印。
▷ 譲り受ける方（新所有者）が用意する書類
印鑑証明書（発行後3か月以内）
実印
委任状（代理人が申請する場合）
自動車保管場所証明書（車庫証明書）
「使用の本拠の位置」に変更がなければ不要な場合もあります。
ナンバープレート（2枚）
古いプレートを返却し、新しいものに交換します。
手続きの流れ
印紙の購入（500円）
標板協会で購入し、手数料納付書に貼付します。
書類一式を提出
陸運局（運輸支局）で必要書類を提出。
ナンバープレートの返却・購入
古いナンバープレートを返却し、新しいプレートを購入（約1,900円）。
希望ナンバーの場合は事前予約済証を提出。
新プレートの取り付け・封印
陸運局で新しいナンバープレートを取り付け、封印します。
自動車税の申告
自動車税（環境性能割など）の申告を行います。
注意点とアドバイス
譲渡証明書は慎重に記入
一字でもミスがあると再発行となります。
印鑑証明書の期限確認
発行日から3か月以内のものを必ず用意。
委任状の実印は印影に注意
印鑑証明書と同一の印影で押印してください。
車庫証明書の有無を確認
管轄や使用場所が変わらない場合は不要になることもあります。
希望ナンバー取得の方は予約証が必要
まとめ
移転登録（ナンバー変更あり）は、書類が多く初めての方には少し複雑です。 ミスや不足書類があると再訪が必要になるため、慎重な準備が大切です。
「平日が忙しくて行けない」「書類準備が不安」そんな方は、行政書士に依頼するのも一つの手です。
