新規登録の手続きガイド|必要書類と流れを解説
「新車を買ったけど、登録ってどうすればいいの?」 そんな方に向けて、この記事ではナンバープレートのない新車を登録する“新規登録”について、必要書類や流れをわかりやすく解説します。
新規登録とは?
ナンバープレートのない状態の車両を初めて登録する手続きが「新規登録」です。これは主に新車を対象としており、購入後に自動車を公道で運転できるようにするために欠かせない重要なステップです。
新規登録に必要な書類一覧
申請書(1号様式)
用紙は陸運局に備え付けられています。記入はえんぴつで行いましょう。
手数料納付書(900円)
標板協会で印紙を購入し、貼り付けて提出します。
自動車重量税納付書
重量税は車両の重さや用途により異なります。印紙を貼って提出します。
完成検査終了証
新車に限り有効。発行日から9か月以内のものが必要です。
新所有者の印鑑証明書
発行から3か月以内のもの。役所で取得できます。
新所有者の実印
委任状を作成する場合、この実印での押印が必要です。
委任状(代理申請の場合)
所有者本人でない場合に必要。印鑑証明書の印影と一致させましょう。
新使用者の住民票、登記事項証明書または印鑑証明書
所有者と使用者が異なる場合に必要です。
自動車保管場所証明書(車庫証明書)
発行日から1か月以内のもの。那覇市など一部地域では必要です。
自動車損害賠償責任保険(自賠責)
有効期限が登録日以降であることを確認しましょう。
新規登録の手続きの流れ
印紙購入
標板協会で手数料用の印紙(900円)を購入し、納付書に貼付します。
書類提出
陸運局の受付窓口で申請書類一式を提出します。
ナンバープレートの購入
標板協会でナンバープレートを購入します。希望ナンバーを申請している場合は、予約証も提示が必要です。
ナンバープレート取り付け
ナンバープレートを車両に取り付けます。封印作業は現地で行われます。
自動車税の申告
自動車税申告書を提出。申告は陸運局や近くの税事務所で行います。
よくある注意点
完成検査終了証の有効期限:発行から9か月以内であることを必ず確認してください。
車庫証明の有効期限:1か月以内のもの。取得後は早めの登録を。
書類の記入方法:鉛筆で記入する欄が多いため、消しゴムでの修正がしやすいように準備しましょう。
代理申請の委任状:印鑑証明書の印影と一致しないと受付されない場合があります。
補足情報
新所有者と新使用者が同一人物である場合、新使用者用の書類(住民票や委任状など)は省略できます。ただし、受付窓口で確認されるため、あらかじめ準備しておくと安心です。
まとめ
新規登録は、ナンバープレートが付いていない新車を正式に公道で走行できるようにするための手続きです。必要な書類と流れをしっかり押さえておけば、スムーズに進めることができます。
「平日は時間が取れない」「書類に不安がある」そんな方は、行政書士への依頼も検討してみてください。