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『検査』について詳しく解説
自動車の登録と密接に関連する「検査」。検査には大きく5つの種類があります。 それぞれの内容と手続きの流れについて詳しく解説します。1. 新規検査(検査証交付)
新しく登録する自動車の安全性を確認する検査です。- ポイント 申請者は使用者自身になります。事前に検査を行った証明書を提出することで、実際の検査を省略できる場合もあります。この手続きは「検査証交付申請」とも呼ばれます。
2. 予備検査
登録前の安全性確認を事前に行う検査です。- 対象 抹消中の自動車や、まだ登録されていない自動車が対象です。
- メリット 事前に検査を受けておけば、後の登録手続きがスムーズになります。
3. 構造変更検査
自動車の構造を変更した際に必要な検査です。- 有効期間 検査日から1年または2年間が新しい有効期限になります。
- 注意点 車検の有効期限が1か月しか残っていなくても、新たな有効期限は検査日からスタートします。
4. 継続検査(車検)
有効期限が迫っている車検の延長手続きです。- ポイント 申請は有効期限の1か月前から可能。延長すると、新たに1年または2年間の有効期限が設定されます。
- 注意点 期限が1か月以上残っている状態で検査を受けると、検査日から新しい期限がスタートします。
5. 検査証記入
車検証に変更がある場合に必要な手続きです。- 特徴 実際の自動車検査は行わず、書類のみで手続きが完了します。
- 申請者 使用者自身が手続きを行います。
補足: 申請先と管轄について
- 自動車登録手続き 通常、使用者の本拠地を管轄する運輸支局や自動車検査登録事務所で行います。
- 継続車検やステッカー再交付 どの運輸支局でも申請可能ですが、車検証の再交付は管轄の運輸支局で行います。
- 軽自動車の場合 軽自動車検査協会やその支所が申請先になります。