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『自動車検査証の再交付』
自動車検査証(一般的に「車検証」と呼ばれます)は、自動車の所有や運転に欠かせない重要な書類です。 しかし、紛失や破損、汚れなどが原因で再交付が必要になることがあります。車検証がないと、名義変更や住所変更、抹消登録などの手続きが行えず、運転も制限される場合があります。この記事では、再交付の手続きに必要な書類や流れを詳しく解説します。
『自動車検査証の再交付に必要な書類』
申請書(3号様式)
申請書(3号様式)
申請書には以下の情報を記入します
- ナンバープレートの番号
- 使用者の氏名・住所
- 再交付を希望する理由
理由書
紛失が理由の場合、理由書には「発見次第、返納します」と明記する必要があります。 また、紛失理由や車両情報、記入年月日、使用者の氏名を記載してください。
車検証
車検証(提出可能な場合のみ) 破損や汚れで使用できない場合、現物を提出してください。
使用者の委任状
委任状(代理申請の場合)代理人が申請する際には、使用者本人が証明、押印した委任状が必要です。
代理の場合は委任状が必要になります。
手数料納付書(350円)
標板協会で350円の印紙を購入し、手数料納付書に貼付します。
使用者または代理人の本人確認書面
運転免許証
健康保険証
パスポート、在留カード、特別永住者証明書
顔写真付き又は氏名及び住所を確認できる身分証明書
必ず理由書には『発見したら返納する』旨を記載いたします。 発見をしたら、どこでも良いので運輸支局か自動車登録事務所に返却しましょう。
『手続きの流れ』
- 必要書類を準備し、運輸支局または自動車登録事務所に提出します。
- 手数料納付書に印紙(350円)を貼付します。
- 書類が受理されると、新しい車検証が交付されます。
『紛失した車検証を発見した場合』
再交付後に紛失した車検証を見つけた場合は、最寄りの運輸支局または自動車登録事務所に返納してください。理由書には「発見次第返納します」と明記することが求められるのは、このためです。
注意点
- 必要書類を事前に揃え、不備がないか確認することが重要です。
- 初めて手続きをする場合や書類の準備に不安がある場合は、専門の行政書士に相談するのも一つの方法です。