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中古車登録の手続きガイド｜必要書類と流れを解説
「中古車を譲り受けたけど、登録ってどうするの？」 そんな方に向けて、この記事では中古車登録の流れや必要書類、注意点をわかりやすくまとめました。
中古車登録に必要な書類一覧
以下の書類を事前に揃えておきましょう。ミスや記入漏れがあると手続きがやり直しになることもあります。
- 申請書（1号様式）
- 主要な項目はえんぴつで記入します。用紙は陸運局に用意されています。
- 手数料納付書（500円）
- 標板協会で印紙を購入し、貼り付けます。
- 登録識別情報等通知書
- 一時抹消した車を再登録する際に必要です。紛失しないよう保管しましょう。
- 自動車重量税納付書
- 自動車重量税印紙を貼り付けて提出します。
- 譲渡証明書
- 書き直しができないため、慎重に記入してください。筆記具はボールペン推奨です。
- 印鑑証明書（新所有者のもの）
- 発行から3か月以内のものを用意します。役所で取得可能です。
- 実印（新所有者のもの）
- 委任する場合は「委任状」も必要です。
- 自動車保管場所証明書（車庫証明書）
- 発行日から1か月以内のもの。那覇市など一部地域では必要です。
- 住民票または登記事項証明書（新所有者のもの）
- 所有者と使用者が異なる場合に必要です。
- 自動車損害賠償責任保険（自賠責）
- 有効期限が登録日以降にあることを確認しましょう。
中古車登録の手続きの流れ
- 印紙購入
- 標板協会で印紙を購入し、手数料納付書に貼付します。
- 書類提出
- 陸運局の受付窓口に書類を提出。車検証とステッカーを受け取ります。
- ナンバープレート購入
- 標板協会でナンバープレートを購入します。希望ナンバーの場合は事前予約が必要です。
- ナンバープレート取り付け
- ナンバープレートを車両に取り付け、ボルトでしっかり固定します。
- 自動車税の申告
- 自動車税申告書を記入・提出。陸運局または税事務所で行います。
よくあるトラブルと注意点
- 登録識別情報等通知書の紛失
- 紛失した場合、再発行が困難なため、再登録ができなくなる可能性もあります。
- 車庫証明の期限切れ
- 車庫証明書は1か月の有効期限があるため、取得後は早めに登録手続きを進めましょう。
- 書類の記入方法に注意
- えんぴつで記入する箇所が多いため、ミスをしても修正できるようにしておきましょう。
- 委任状の不備
- 代理申請を行う場合は、買主と売主両方の署名・押印のある委任状を忘れずに用意しましょう。
- 印鑑証明書の期限切れ
- 発行日から3か月以内のものを必ず用意します。期限切れは受付できません。
- 住民票の内容確認不足
- 住所の番地抜け、旧姓表記などで差し戻しされるケースがあります。発行時に内容を確認しておきましょう。
中古車登録にかかる費用の目安
| 費用項目 | 金額（目安） |
|---|---|
| 印紙代 | 500円 |
| 自動車重量税 | 車種・年式により異なる（例：13年超の普通車で24,600円など） |
| 印鑑証明書・住民票取得費 | 各300～400円程度 |
| 車庫証明費用（自分で申請） | 約2,750円 |
| 車庫証明費用（行政書士へ依頼） | 10,000円前後 + 実費 |
登録が完了した後のチェックポイント
- 車検証の内容確認：住所や氏名が正しく登録されているか確認しましょう。
- 自賠責保険の有効期間：新しい保険証明書とセットで保管しておきましょう。
- 軽自動車税・自動車税の通知先確認：納税通知が正しい住所に届くよう確認します。
- 任意保険の更新忘れに注意：登録変更後は保険会社への情報更新も忘れずに。
まとめ
中古車登録は、必要な書類をしっかり揃えておけば、それほど難しい手続きではありません。 ただし、期限や記入内容に注意しないと、やり直しになったり、登録ができなかったりすることも。
「平日が忙しくて手続きに行けない」「ミスを避けたい」そんな方は、行政書士に相談してみるのも一つの手です。
