“うちは接待してないのに…”看板・SNSで誤解されるリスクとは

「もしかして、自分の店もアウトかも…?」

そんなふうに感じた方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

この記事は、こんな方に向けています。
・バーや飲食店を開こうとしている方
・SNSや看板の表現に不安がある方
・過去に警察から指摘を受けたことがある方

今では、営業の実態だけでなく“どう見えるか”が判断材料になる時代です。そのため、気づかないうちに風営法違反と見なされるケースも出てきています。

接待していなくても「接待営業」と見なされる?

まず押さえておきたいのは、風営法では「実際の営業内容」だけでなく、「外からどう見えるか」も重視されるということです。

たとえば、実際には接待をしていない場合でも、

  • 店名に「クラブ」「ラウンジ」などの文字が含まれている
  • 看板に「キャスト」「指名」などの表現がある
  • SNSで女性スタッフとお客さんが乾杯している投稿がある

このような要素があるだけで、風俗営業と判断されてしまうことがあります。

そのため、営業実態と発信内容の“ズレ”がないか、あらかじめチェックしておくことが重要です。

どんな表現がNG?店名・看板・SNSの注意点

続いて、具体的にNGとされやすい表現を見てみましょう。

店名や看板でありがちなNG表現

  • スナック〇〇、ラウンジ〇〇、クラブ〇〇
  • 指名OK、キャスト在籍中、癒しの時間、女の子と飲める

「スナック」や「ラウンジ」という言葉は、接待を連想させやすいため、たとえ接待をしていなくても、誤解を招く可能性があります。

また、「指名OK」や「女の子と飲める」といった言い回しも、接待営業をイメージさせるため、申請時に指摘されることがあります。

SNS投稿で注意したいポイント

  • 女性スタッフとお客が乾杯している写真
  • 顔を寄せたツーショットや絵文字が多い投稿
  • 「〇〇ちゃん出勤中!」といった個人の露出が目立つ表現
  • 「今夜は一緒に飲みませんか?」という誘い文句

このような投稿内容は、実態に関係なく「接待的」と判断されるおそれがあります。だからこそ、投稿前に一度立ち止まって見直すことが大切です。

表現のズレが生むリスクとは?

「実際にやっていないなら問題ないでしょ」と思っていませんか?でも、見え方によっては以下のような事態も起こり得ます。

  • 届出や申請が通らず、開店が延期になる
  • 看板やSNSについて、警察から内容の修正を促される
  • 無許可営業と判断され、警告や立ち入り調査を受ける
  • 最悪の場合、罰金や営業停止処分につながる

このようなリスクを避けるには、日ごろの発信にも注意を払うことが欠かせません。

安全な発信にするためには?

では、どんな工夫をすればよいのでしょうか?ポイントは、「実態に忠実な発信」を心がけることです。

  • 店名は「バー〇〇」や「カフェ〇〇」など一般的で誤解のない表現にする
  • 看板のデザインは、過度な装飾や接待を連想させる内容を避ける
  • SNSでは、店内の雰囲気やメニューの紹介など事実ベースの投稿を中心にする
  • 誘導的な文言ではなく、営業時間やサービス内容を丁寧に伝える

このように、誰が見ても“誤解されにくい内容”にすることで、警察からの指摘も防ぎやすくなります。

判断に迷ったらどうする?

「うちの場合は大丈夫なのかな…?」と不安に思ったら、ぜひ一度専門家に相談してみてください。

あらかき行政書士事務所では、

  • 店名やSNS投稿のチェック
  • 看板や広告の表現に関するアドバイス
  • 警察署への届出・許可申請のサポート
  • 図面作成や書類作成の代行

など、初めての方でも安心して営業できるようトータルで支援しています。

まとめ:見られ方も営業の一部です

  • 見え方によっては、実態と関係なく風営法違反と判断されることがある
  • 店名や看板、SNS投稿など外向けの発信は慎重に選ぶことが重要
  • トラブルを防ぐには、実態に合った情報発信と専門家への相談が効果的

最初の一歩を間違えなければ、安心して営業をスタートできます。少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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